カフェイン抜きのコーヒー

日々読んだ本の書評をしていくブログです

『ピクサー流 創造する力』 by エド・キャットムル

『トイストーリー』、『バグズライフ』、『モンスターズインク』、『トイストーリー2』、『ファインディングニモ』、『トイストーリー3』、誰しもが知っているヒット映画。これを生み出しているのがピクサーという会社だ。 ピクサーという会社名を聞いた人は…

『プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))』Peter F. Drucker 著, 上田 惇生 訳

社会とマネジメントを組み合わせた「マネジメントの父」。この本は著書とドラッカーが共著で執筆をした『ドラッカーマネジメント読本』『ドラッカー社会論読本』の二冊をわかりやすいようにまとめたものだ。 なので、文章も平易で読みやすい。本の最後にも各…

『同性愛と異性愛』河口和也 風間孝 著

世の中には二分法という考え方があふれている。 「正常」と「異常」、「健常者」と「障碍者」、「理想」と「現実」。そして、「同性愛」と「異性愛」。 このような関係にある言葉は、片方を取り出さずにはもう片方を議論することができない。 「同性愛」と「…

『本を読む本』 モーティマー・J・アドラー チャールズ・ヴァン・ドーレン

巷ではキャッチーなフレーズを沢山散りばめられたハウツー本や、議論をただ端的に表す解説本が山のように転がっている。 しかし、我々は本当にそのような本を読んでいればいいのだろうか。 ハウツー本や、解説本を読むのは「情報の読書」である。 書き手と読…

このブログの方針

ということで、新しくブログを始めるわけだが、このブログは備忘録も含めて読んだ本の書評を書きためていくものである。 だいたい僕が読む本は新書が中心だけれども、新書に興味のない人が 「新書って楽しい!」 「やっぱ読書っていいよね」 とか 「古典って…